2014年6月21日土曜日

久々の晴れ

今週は金曜日までずっと雨だった。
ずーっと雨だった。
北海道に梅雨は無いなんていうのは、嘘。
久々に晴れたので、とりあえず部屋を換気して湿気を追い出す。

そんで今週は旋盤とフライス盤でひたすら金属を削っておりました。
なかなか精度を出すのが難しい…
作業のスピードは速くなってるけど、それでは本末転倒。
なんだかんだで金属を削るのは楽しい。

最近は帰ってきたら曲作りっていうローテーション。
周りの人からなんだかやつれたというご意見を頂きます。
頑張って夏コミにPowerstomp2曲放出しますので、楽しみにしていてくださいね。

んで、別件の新曲宣伝。
実は去年の11月には出来上がってて出すタイミングをうかがってたのですが
なかなか見つからないんでもうフリーで出しちゃえということで。
Darwinに憧れてる感出せてると思うんだけど、どうですかね?

2014年6月15日日曜日

高砂温泉

旭川にはお風呂のデパートがある。

北海道民であれば一度はCMを見たことがある高砂温泉。
子供の頃に行ったことがあるかもしれないが
旭川に引っ越してきてから、初めて行ってみた。

旭川市街から深川に抜けていく台場4条通りから…は結構車通りが多いので
神楽岡公園の雨粉・新旭川通りを通って神居町の方から行くことにした。
連日の雨で、5月末の信じられない暑さから一転今日はかなり涼しい。


高砂温泉のある高砂台の辺りは
サンバレー遊園地、旭川ジャンボプール、漢方励明薬湯など
色々なレジャーランドがあったように思える。

旭川市民ならご存知だろうが、2000年に入ってからはジャンボプールは完全に消え去った。
遊園地と漢方励明薬湯は名前を変えて今でも経営を続けているが、
なんにせよ子供の頃に見て、遊んだ景色や場所は変わっていた。


高砂台に入り、案内看板が出てくるところからだんだん時代設定が狂っていく。
何十年も変わってないであろう古ぼけた高砂台の案内看板に高砂温泉の文字。
案内に沿って緩やかな丘を道なりに進んでいく。
グループホームの通りを抜けると、かなりボロッちい建物が見えてくる。
そこが高砂温泉。

近づけば近づくほど怪しさの濃度が増していく。
昭和の時代からタイムスリップしてきたような本館や
デカダンでモダンなフォントで書かれた温泉のキャッチ。
”仙人の露天風呂”がテーマなのか、仙人や天女の看板などがお出迎えしてくれる。
極めつけは駐車場にあった「高砂丸」という船が飾られているところ。

これだけで「ここはヤバい!」と思ったのだが、 これはまだあいさつ程度に過ぎなかった。
高砂温泉のロビーに入ると、かなり大きな木彫りのワシやら、仙人像やら、壷やらが飾られている。
どんどん平成の感覚を失っていく。
お土産コーナーには「これ誰が買うんだよ!」
っていうような怪しい置物が所狭しとディスプレイされている。しかも結構高い。


ロビーで600円払い、お風呂のデパートと言われる浴場に入る。
今までの悪趣味体験から、一体どんな悪趣味な風呂なのかとワクワクしながら向かう。

浴場に入るとまず目に入ったものは湯船の中からそびえたつ灯台だった。
これでもう俺は高砂温泉に満点をあげてしまった。


風呂の中は完全に平成の時代から隔離された昭和の悪趣味を凝縮したような空間だった。
無駄にライトアップされている湯船やら、
効果のよくわからないスピーカーから流れる音楽を聴きながら入る露天風呂やら、
ありがたみのまったくないデフォルメされた仙人や天女の壁画やら、
もういたれりつくせりの歓迎に俺は快楽さえ覚え、
その快楽に身を委ねるしかなかった。
ここはドリームランドだ!ワンダーランドなんだ!

今のスーパー銭湯は綺麗だし、施設もしっかりしているけど
どことなくソワソワする感じがあった。
しかしここは誰に遠慮するという気持ちにもならなかった。
あと、露天風呂から眺める旭川市街の景色は純粋に良かった。


おそらく昭和特有の成金主義的な
金に飽かして色んなオブジェで埋め尽くすという感じで出来た温泉なんだろうと思うけど、
その割には安っぽく、いびつで悪趣味で、ライトな秘宝館という感じの温泉だった。
だけどそこがたまらなく良かった。

現代の時間の流れに嫌気がさした時、
昭和で止まった時間の中に戻りにまた来ようと思う。

2014年5月1日木曜日

Powerstomp 雑感 その6 - Powerstompおさらい編 その1

すっかり暖かくなりましたね

このPowerstomp雑感も6回目になったので、
ここでまずPowerstompのおさらいをしようと思います。


パワーストンプは、UKハードコアの新しいスタイルとして、
2011年にポツンと出てきました。
UKハードコアがバウンシー回帰したようなその音はその時メインストリームだった
キラキラした音のUKとは一線を画す、キックとベースだけのノリを突き進めた
シリアス、ダーク、ストイック、そしてアホな音だったのです。

最初にPowerstomp的な音として出てきたのが 
2012年にリリースされたBang Banger EPに収録されている 
Kurt feat. Sara - Bang Bangerでした。

ハードスタイル的なリバースベースと
声ネタとスクリーチをひたすら繰り返すだけのあまりに潔すぎるスタイルに度胆を抜かれました。

ちなみにこのときKurtはUKのハードスタイルレーベル「Ourstyle Recordings」からDJ Kurt EPをリリースしています。
このEPにBang BangerのBPM落としただけHardstyleバージョンが収録されています。 

同じ時期にYou Wanna Suck My?というこれまたストイックな曲が作られていたのですが
ここで初めてPower-Stomp Styleと明記されました。
DJ Kurt vs DJ Jimmy - You Wanna Suck My - (Power-Stomp) FREE DOWNLOAD! by DJ Kurt Lethal Theory


Kurtはこの特徴的な曲たちにPowerstompのラベルを張りました。 
KurtはPowerstompという名前についてこう言っています
「ハードコアにストンプを取り戻す必要があると思った。そのための名前だよ:)」


続く

2014年1月23日木曜日

Powerstomp雑感 その5 - 誰が作ってンの

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。今年はPowerstompは来る(確信)ハッキリわかんだね

今回は誰がPowertstompを作ってるのかということを掘り下げていきます。
どこで誰が使ってるのかというところは次回。
こいつもいれてくれ!っていうレーベルやDJがいればコメントかTwitterで教えてください


レーベル・トラックメーカー

●Lethal Theory
Powerstompの総本山。
まずここを押さえておけば間違いないです。

DJ Kurt 
Joey Riot
Lady Dubbz


●Ninja Hardcore

Eufeion


●Scarred Digital

Eufeion Dzine

●Go Tell Yo Momma

Outforce

●Justice Hardcore

IYF
Nobody
Alex Bassjunkie

●Power Baby

DJ Rikston
Tonka

●Others

RIKO
Olly P

SPIT

 ●日本

XIO
490
Liqo
Anubasu-Anubasu
Gya9

schwarzenegger



現在、Powerstompのアルバムとしては
Lethal Theory - This is Powerstomp
DJ RIKO - CONTAGIOUS

Alex Bassjunkie - Madness to My Method などがあります。

DJ RIKO - CONTAGIOUSはフリーのアルバムですから、是非チェックしてみてください。


かなり見づらい記事になりましたが、参考になれば幸いです。